御杖村から曽爾村5/25
久しぶりの晴れ間で、渓流にいるであろうトンボたちを見に行くことにしました。
一か所目は全くと言っていいほど何もいず、別の谷筋に向かいました。
この川筋では一番多かったように思われます。相変わらず追っかけあいでやっととれたのが、鉄柱の上にとまっている姿でした。
やや不満ながら、時間を取られるのが嫌で先に歩を進めます。
道の上から7~8m離れた個体です。
アップにしすぎると荒くなるのでこれぐらいでご勘弁を
この流域ではあまり多くありません。
ちょっと上流すぎるのかもしれません。
もう少し川幅のあるゆったりとした流れに多い気がします。
ミヤマカワに次いで多くみられたのが、アサヒナカワトンボで川沿いや道沿いで多く見られました。
交尾写真は、私のザックの上で結合寸前の状況です。
オスの副性器がカギ型に開いているのが写っています。
肉眼では、見えなくても写真では見ることができます。
このような場所は渓流性のサナエトンボが見られるところです。
流れに近づいて、石の上を見るといました❣
この付近で5~6頭見ることができました。
よく似た種にクロサナエがいます。
ダビドサナエの特徴をアップにしておきます。
渓流で胸に二本線があるサナエは、ダビドサナエかクロサナエのどちらかです。
次に向かったのは曾爾高原のお亀池です。
トンボの環境的にはすごく良いと思うのですが、意外と少ない気がします。
小さなイトトンボがすばしっこく飛び回るので、モートンイトトンボかと思いましたがアジアイトトンボでした。
メスは未熟な時は朱色をしているので、別の種かと思ってしまいます。
よく似た種にアオモンイトトンボがいます。
オスの見分け方
メスはさらにややこしいのでまた機会を改めます
それ以外で見たイトトンボの仲間
これら以外にも、ヨツボシトンボがいましたがサナエは全く見かけませんでした。
ぼちぼち春のトンボが少なくなってきました。
次は夏のトンボの出番で、大型の種類が多くなってきます。
明日は夏のトンボを少し先取りしようかと企んでいます。