下北山村のアカトンボたち
久しぶりに、トンボの観察
いつものダム下の公園へ向かいます
ここでの最優先種ともいえるほどたくさん見ることができます
奈良県では最も普通に見ることができたのですが、生駒市などではとても少なくなっています
以前見ることができたところに出かけても、お目にかかる機会が少なくなっています
短期間で減少するのは、人的影響が大きいと思われます
産卵中のペアにも出会いました
♀はノシメ斑と呼ばれる、褐色部が羽先端にある個体です
別のペアが卵塊を作って産卵しようとしている直前です
♀の先端に卵塊ができているのがわかるかと思います
マユタテアカネを観察したのち池辺に目をやると
次の多く目についたのが、ネキトンボでした
あちこちで縄張りしていますが、結構低いところに多くいます
私の住む生駒では木の枝先高いところにいることが多いので少し不思議な感じです
前回行った、天川村でも低いところで多く見たのでこういった状況が普通なのかとも思います
アカトンボがもう一種
この種も奈良ではかなり多くみられます
マユタテアカネとリスアカネはやや薄暗いところかその近くで見ることが多く感じます
しかし一番肝心のキトンボの姿がありません
10月の初旬ということでまだ少し早いのでしょうか?
また昨年見つけたミヤマアカネも今回は見れませんでした
もともと多くありませんでしたので、今日は留守してたものと思われます
アカトンボのほかでは
まだまだ多くいて、盛んに縄張り争いをしていました
しばらくは観察できそうです
川の対岸でイトトンボがオニヤンマに反応して、立ち向かっていきました
オオアオイトトンボです
小さな体にもかかわらず大物に反応するとは、なかなか勇気ありますね
あまり多くはないようで、見かけたのはこの個体だけでした
他にも写真は撮れなかったですが
オニヤンマが川沿いをパトロール中で、池ではギンヤンマがいました
すっかり秋っぽくなりましたが、まだ夏のトンボも頑張っている感じでした
今シーズンもう一度行ってみたいと思います